更新日:2008年11月12日
Vol.258:スポーツを楽しもう(6)トレッキング(高島トレイル)

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自然に包まれ、眺望を楽しむ

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 県西北部の高島市には総延長80キロの中央分水嶺(ぶんすいれい)高島トレイルがある。北は日本海、南は琵琶湖・大阪湾に水が流れる分水嶺を11区間に分けて踏破するトレッキングが同市で進んでおり、10月後半の1日、三重嶽(さんじょうがたけ、標高974メートル)を訪ねる8.5キロのコースに挑んだ。
 総勢72人で今津町の西郊ビラデスト今津からマイクロバスで出発。まもなく河原で遊ぶ鹿と出合う。逃げようともしない姿に豊かな自然を感じた。普段は閉鎖している林道を進んで登山口に到着。ここで入念に準備体操をした=写真(1)。
 5班編成の第3班に属し、ゆっくりとしたペースで急坂を登っていく=写真(2)。色づき始めたブナ帯に入り、振り返ると木立ちの間に竹生島が見えた。まもなく2等三角点の頂上に到着して記念写真=写真(3)。
 ここはまだ分水嶺ではない。5分ほど進んだ、北の大御影山からのルートとの合流点が分水嶺で、ここからりょう線に沿ってしばらく南下して昼食となった。
 山道で見かける紫色の花が気になっていた=写真(4)。これが猛毒で有名なトリカブトだったとは。トレイルの魅力はなんといっても豊かな自然と眺望だろう。りょう線から近江高島が一望で沖島も見渡せた。逆に若狭湾はかすんで確認できなかった。
 午後は南下を続け、今津の武奈ケ嶽(865メートル)の手前を下山。長い植林の坂を下って迎えのバスが待つ石田川ダムにたどりついた。所要時間約5時間40分。第1回から参加の安曇川町の竹内一さん(60)は「天候に恵まれた一番のトレッキング。必ず全コースを踏破します」。自然に包まれた1日。同行したアウトドアジャーナリストの中村達さんは「もっとゆったりと楽しんでもいい。自然と対話しながら歩くと五感が磨かれますよ」と話していた。

※この記事は、朝日新聞読者にお届けしている「あいあいAI 」(滋賀)に掲載されたものの転載です。

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