更新日:2007年10月24日
Vol.218:工場見学(5)キリンビール滋賀工場(多賀町)
写真1 写真2 写真4 地図

長いライン上流れる瓶の列

写真3

 多賀大社の近く、豊かな自然に囲まれたキリンビール滋賀工場。敷地面積は約37万平方メートル、甲子園球場の約10倍。1日に大瓶200万本分のビールを生産し、近畿圏を中心に出荷している。ビールの製造工程を見学できるブルワリーツアーに参加した。
ゲストホールを訪れるとガイドの小財良子さん(26)が笑顔で出迎えてくれた=写真(1)。ビデオで環境に対する取り組みの説明を受けた後、1999年に操業を終了した京都工場で使われていた麦汁を作る窯のふた=写真(2)=を見学、工場に入る。
 まず訪れたのは麦汁の甘い香りが漂う醸造工場。「原料の品質にこだわっています」と小財さん。麦芽は二条大麦、ホップは世界最高品質と言われるチェコ産のファインアロマを、水は琵琶湖北部の水を使用しているという。大きな釜で材料を煮込み、麦汁を作ってろ過する。酵母を投入して1週間発酵、0度くらいの低温で1、2カ月間かけて熟成する。ビールの味が決まる大切な工程だ。熟成後にもう一度ろ過すると透き通った黄金色のビールが完成する。
次に向かったのは瓶詰めが行われる製品工場。1分間に600本の速さでビールが注がれ、素早く王冠栓が打たれる。最後に仕上げ検査機で 量や栓を確認してラベルを張り完成。長いラインの上を次々にビール瓶が流れていく様子に目を奪われた=写真(3)。
見学後はゲストホールで出来たてのビールが味わえる=写真(4)。おいしいビールの注ぎ方の実演もあり、ビール好きにはたまらない1日になりそうだ。

 JR南彦根駅からバスで約10分、キリンビール前下車すぐ。午前9時半〜午後3時(最終スタート)。基本的に土、日、祝日休み。見学希望日の3カ月前から1週間前までに電話で申し込む。無料。問い合わせは(0749・48・2810)へ。

※この記事は、朝日新聞読者にお届けしている「あいあいAI 」(滋賀)に掲載されたものの転載です。

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