1966年、「さかなと自然と人間とのかかわり」をテーマに県漁業協同組合連合会が開設し、当初は放流用の稚魚の育成や親魚の販売を主体に運営されていた。現在は「さかなと遊べるパラダイス」として親しまれている。夏休みでにぎわう南郷水産センターを訪ねた=写真(1)。
県魚連観光漁業部課長の島よしこさん(53)の案内でセンター内を一周する。入って左に「水産資料館」があり、その奥には夏期のみ(9月2日まで)営業されているプールがあった。名水「岩間の水」水系の地下水を浄化・殺菌して利用しており、水質の良さと地下水ならではの冷たさが人気の理由だという=写真(2)。
鑑賞池の虹1号池では、なんと!魚の口に直接餌があげられる。3本の指で餌を持ち水面にかざすと、鯉(こい)がゆっくりと近付きパクリ=写真(3)。手は痛くないが、のどの奥に歯があるので注意が必要。次に釣り堀へ。手軽に釣りの妙味が味わえるとあって、常連客の姿も多い。「つかみどりと炭火焼きコーナー」では、人工川に放流されたアユ(季節によって魚が変わる)を手でつかみ、その魚をその場で味わえる。川魚は素早いので小学生に人気。小さな子どもたちは金魚のつかみどりに夢中だった=写真(4)。
最後に、遊園地コーナーへ。「レトロ」で人気だった手押しのジェットコースターは、現在は運転されておらず、少し寂しい。島さんは「ここは自然しかないが、かえって五感が発達する場所。気取らない、飾らない、それが良さです」と話す。
JR石山駅から京阪バス「南郷洗堰」下車、徒歩約3分。営業は午前9時半〜午後5時(冬期は午後4時半)。毎週火曜定休(ただし、祝祭日は営業)。入場料は一般400円、小人200円。
問い合わせは(077・546・1153)へ。