

江戸時代の建物を改装して作ったという高島市勝野の「びれっじ」=写真1=で、染色体験をした。城下町の頃の町並みを保存しようと、町の商工会青年部有志が出資を募って空き家になっていた建物を修復。11年前に最初のびれっじが完成し、現在1号館から7号館までが運営されている。
今回体験したのは4号館にある「染色工房いふう」での高島ちぢみの絞り染め(2800円)。まず絞りを入れたい部分を荷造り用のビニールひもや輪ゴムで留めていく。次に全体を水でぬらし、染料の入ったバケツの中に入れてよくもむ=写真2。最後に湯、水で洗い、乾燥させれば完成。洗い流していくと、黒っぽい生地がみるみるうちに鮮やかな緑とオレンジに。約1時間の作業だったが、想像以上の出来上がりに大満足=写真3。一緒に挑戦した人たちも「こんなに簡単に出来るとは思わなかった」とうれしそう。「同じものは二度と出来ないのが染色の魅力。染料の準備など難しい部分はこちらでやるので、誰でも簡単に染めることが出来ます」と京友禅の染色家で、工房オーナーの中條弘之さん(55)は話す。
体験を終え、施設内を散策。キャンドル作りやステンドグラス作りといった体験施設に加え、今年5月26日にオープンしたばかりのオーダーメードウエディングドレスショップや、江戸末期の蔵を改装したおしゃれなカフェなど、古い建物がいろいろな使われ方がされており、楽しめる。
■びれっじ4号館「染色工房いふう」の染色体験は900円〜。月曜定休。要予約。問い合わせは(0740・36・1291)へ。