更新日:2008年10月29日
Vol.269:県立甲山森林公園(西宮市)
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紅葉が始まる近郊の森

 西宮市の北西部にある甲山。その周辺に広がる県立甲山森林公園は、都市の近くに残る貴重な自然。広大な緑の森で、秋の森林浴を楽しんだ。
 阪急仁川駅から西へ40分ほど歩くと、公園の東入り口。閑静な住宅街から風景が一変する。初めに公園の北東にある展望台を目指した。歩いていると、木からロープがぶらさがった遊具を発見。園内12カ所に設置されている健康遊具の1つ「ターザンコーナー」だった。
 約15分で展望台(標高164メートル)。目の前に阪神間の大パノラマが広がった(写真1)。180度以上見渡すことができ、晴れた日は大阪湾まで眺められる。
 景色に見とれた後、公園の中心・シンボルゾーンへ向かった。途中、遊歩道を離れ、軽登山道を歩いてみた。木々の間を縫うように進み、文字通りの森林浴。軽登山道は、園内に6キロ整備されている。
 シンボルゾーンでは、「彫刻の道」が目についた。県内の彫刻家が、世界各国の大理石で作った14の作品が道の左右に並んでいる。その先は5つの傘が並んだように見える笠形噴水。
 さらに進むと開園を記念して作られた高さ約8.6メートルの「愛の像」と霧噴水(写真2)。その向こうに甲山(標高309メートル)がそびえている。
 公園の南側にある管理事務所を訪ねた。園内地図や野鳥、花を紹介したパンフレットなどを入手できる。そばの「みくるま池」からは紅葉が始まった木が見えた(写真3)。秋が深まると園内は一段と彩りを増す。
地図  同公園は県政百年と明治百年を記念して造られ、1970年に開園。広さ83ヘクタール。園内の90%を森林が占める。ハイキングのほか、四季の花々、野鳥の観察もできる。
 シンボルゾーンから北へ。公園を出て、西宮市立甲山自然学習館(写真4)にも立ち寄った。04年にオープンした学習館は、太陽光発電や雨水利用のできるエコハウス。甲山の成り立ちや周辺の生き物、植物などを分かりやすく紹介している。
■県立甲山森林公園(0798・73・4600)。無料。
■西宮市立甲山自然学習館(0798・72・0037)。無料。

※この記事は、朝日新聞読者にお届けしている「あいあいAI 」(播州)に
掲載されたものの転載です。

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