更新日:2008年8月6日
Vol.259:県立国見の森公園(宍粟市山崎町上比地)
写真2 写真3写真4

里山の自然残る登り道

 宍粟50名山のひとつ、国見山(465メートル)にある県立国見の森公園に行った。山上に学習館と展望台、ふもとに交流館がある。ミニモノレール(約1100メートル)が上と下を連絡しているが、今回はハイキングコースを歩いた。天気がよく、頂上から見た市街地の眺め(写真1)が素晴らしかった。
 国見山は、地元の人たちに里山として親しまれてきた。2006年、公園が開園。
 交流館に入山届を出して出発。まず、歩いて約10分のところにある比地の滝(写真2)を目指した。宍粟市指定文化財に登録されている滝で、落差約15メートル。旧暦の7月7日未明にウナギが滝を登るという伝説がある。水量の増える梅雨時期が見ごたえがあるそうだ。
 再び交流館へ戻り、交流館−学習館をつなぐ園路(約3.5キロ)を登った。砂利道で、照り返しがきつくとても暑い。5分ほど歩いたとき、近くでなにか聞こえた。目を向けると、鹿と目があった。あわててカメラをかまえたが、すぐに姿が見えなくなってしまった。
地図 約40分で分岐点へ。ハイキング道「実りの森 周遊路」へ入った。山上展望台まで直接行ける道だ。急な斜面を上がると、比較的緩やかな登り道。アカマツの林にマツボックリがたくさん落ちていた。途中に展望休憩所があったが、周りの木が高く景色を見ることができなかった。休憩所から約200メートル進むと、道にウッドチップが敷き詰めてあった(写真3)。足への負担が少なくなり、足取りが軽くなった。
 交流館から約1時間半。山上展望台は風が吹きぬけ、一息ついた。姫路の50歳代−70歳代の女性5人グループが休んでいたので声をかけた。「下山したら近くの温泉で汗を流すつもり」という。
 下りは、別のコースを選んだ。距離は約1.8キロだが、健脚向き。急な斜面は階段状になっているが、粘土質の地面で滑りやすい。一歩ずつ踏みしめて下ると足がガクガクする。半分ほど行ったところでレールが見えた。山上の方からモノレールが現れ(写真4)、展望台で会った人たちが手を振ってくれた。
 下山すると再び交流館に報告。宍粟50名山完全登破スタンプ台帳にスタンプを押してもらい、帰路についた。

 県立国見の森公園(0790・64・0923)。月曜は休み。モノレールは無料。事前予約が望ましい。

※この記事は、朝日新聞読者にお届けしている「あいあいAI 」(播州)に
掲載されたものの転載です。

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