
陽気もよくなったので家族で楽しめそうな篠山市の「お菓子の里 丹波」と「篠山チルドレンズミュージアム」を訪ねた。
西宮市に本社がある和菓子の製造販売会社が9年前に開業した「お菓子の里 丹波」は、約3万3000平方メートル。
広い敷地内に、豆腐やお菓子のほか、山の芋、地酒、米などを販売する本館、160年ほど前の「油屋」を移築した「薬師山山荘」、ヨーロッパの古い農家をモデルにした「ドイツの館」、神戸の旧垂水警察署を移築改装した大正初期の洋館「ウィーンの館」(写真1奥)、古い民家を移築した「茅葺(かやぶ)きの家」(写真@手前)がある。和洋の古い建物でくつろぎ、丹波産の材料で作った和菓子などを味わってもらいたい、というねらいだ。
「ウィーンの館」の1階のカフェでは、森や湖を眺めながら優雅なティータイムを過ごせる。展示してあるアンティークのティーカップ(写真2)約100点が目を引く。「茅葺きの家」には囲炉裏(写真3)があり、炭火で「かき餅焼き体験」(6枚300円)ができる。「ゆっくり過ごして頂きたい」と支配人の佐貫佳子さん(31)。
「篠山チルドレンズミュージアム」は「お菓子の里 丹波」から車で約20分。統合で閉鎖された木造平屋の中学校跡を活用した市の施設。子どもに「だれかと一緒に遊ぶ面白さ」「隣で共感してくれる人がいる楽しさ」を味わってほしい、が設立の目的。
海外の民族衣装を自由に試着できる「世界の10才」コーナー、昔の遊びができる「子ども横丁」など体験できるスペースがほとんど。「絵本の部屋」「教室」には5000冊以上の絵本がある。本を読んでいた大阪府吹田市の本間令香さん(32)、優羽さん(6)母子は3度目のリピーターというファンだ。
人気があるのは、料理や絵画、工作などのワークショップ。取材した日は「天然酵母のパン焼きパーティー」が開かれていた(写真4)。すぐ満員になるので、事前予約しておいた方が確実。「子どもが主役」だが「大人も一緒に楽しめますよ」《スタッフの今井美也子さん(28)》。
■お菓子の里 丹波(079・590・2133)。
大人300円、子ども(6−12歳)200円。
入園券は同額の金券として利用できる。
■
篠山チルドレンズミュージアム(079・554・6000)。
大人500円、小・中学生300円、幼児100円。
月、火曜(祝日の場合は翌日)休館。