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UPDATE
2001年 1月 4日 (木)
Vol.1
橋本忍記念館・倉谷古墳公演(市川町)
「羅生門」「七人の侍」など、故黒澤明の映画を支えた脚本家、橋本忍の記念館が生誕地の市川町に今年4月開館したと聞いて出かけた。訪れた日は穏やかな晴天。屋内に入り浸ってしまうのはもったいない気がして、近くの倉谷古墳公園へ寄ってみることにした。
車で走ること約5分。着いた早々目に飛び込んできたのは、かやぶき屋根の竪穴式住居。中はひんやりとして夏場は心地よさそうだ。5世紀に築かれたという直径16m×高さ2mの円墳には、復元された2つの竪穴式石室がある。広いグラウンドもあるが、だれもいなくて少し寂い感じがした。市川町文化センター1階にある橋本忍記念館同は、間仕切りがなく展示室という印象。「博物館のようにしてほしくないとの本人の意向で、気兼ねなく自由に楽しめるつくりにしている」と聞いて納得。入り口から段差が全くないのもいい。
ここではポスターや生原稿、トロフィーなど約50点が常設展示され、備え付けのタッチパネルでは、全作品のキャストや裏話などの情報が自由に検索できる。通勤中の播但線の車内で使用したという画板を見つけて、思わずにやり。あの揺れを知っている私は、親しみを感じた。図書館には橋本作品や彼が選んだ洋・邦画など約350本のビデオが鑑賞できるブースがある。橋本さんの映画への熱い思いがひしひしと伝わってきて、無性に映画を見たくなったが、ゆっくりする時間がなかった。さあ、帰ってから存分に映画の世界に浸ろうっと。
倉谷古墳公園 市川町役場生涯学習課TEL0790-26-1010。
メモ
橋本忍記念館 播但連絡道市川南IC下車すぐ。JR播但線甘地駅から徒歩15分。午前9時│午後7時。休館は火曜、第3木曜、祝日の翌日、年末年始。無料。TEL0790-26-0969。
この記事は、兵庫県内の朝日新聞読者にお届けしている「あいあいAI姫路」に掲載されたものの転載です。
END
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